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2023年のMICセミナーのご案内

今回は林裕子先生(前外務大臣林芳正氏の奥様で現山口大学教授)を始めとした、著名講師陣による特別講演を企画させていただきましたので、是非ともご参加くださいますようお願い申し上げます。特に、林裕子先生は東京大学・米国MIT(マサチューセッツ工科大学)をご卒業された医療イノベーションの第一人者であり、世界的にご活躍中の方です。

ご参加お待ちしております!

日時令和5年11月16日(木)15時00分より
場所東京都港区赤坂4丁目13の5
赤坂オフィスハイツ 会議室①②

※ 会場・開始時間にお間違いのないようにご注意ください。

<MICセミナープログラム>

15:00 ~ 15:40【演題】医療製品イノベーションのための評価技術のイノベーション
    ~レギュレーションの死の谷を越える~
    林 裕子 先生
プロフィール
現在、山口大学大学院技術経営研究科教授(特命)。東京大学卒業後、日本IBM株式会社にて、システム設計、オブジェクト指向型言語の開発等に携わった。その後マサチューセッツ工科大学Technology & Policy Programにて理学修士、東京大学工学系研究科先端学際工学にて博士(学術)を取得した。山口大学講師、准教授を経て現職。専門分野は医療のイノベーション政策、科学技術政策等で、特に先端医療製品の創出、実装のプラットフォーム作成、SDGs達成への技術活用等を研究している。
現在、JCRファーマ株式会社 社外取締役、日本学術会議連携会員、東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻バイオイノベーション政策分野 客員共同研究員を兼務。
15:45 ~ 16:15【演題】形と色の知覚 
    超高精細医療画像における色彩工学の役割
    矢口 博久 先生プロフィール
千葉大学工学部写真工学科を卒業,1980年工学博士(東京工業大学)の学位を取得した。1982年National Research Council, Canada(カナダ国立研究所)研究員,1986年千葉大学へ移動。1995年千葉大学教授となり,2016年定年退職した。現在,千葉大学名誉教授。
千葉大学工学部の特色ある教育研究領域である画像工学及の教育,研究に務め,多くの学生を育てて社会に送り出すとともに,重要な研究業績を挙げ,千葉大学における画像工学の教育・研究の発展に貢献した。研究面においては,視覚工学,色彩工学を人間の視覚のメカニズムの解明という基礎研究から画像工学への応用分野にわたる研究論文を多く発表してきた。これらの研究業績に対し,1991年に米国画像学会(IS&T)からThe Charles E. Ives Awards, 2009年には日本色彩学会から論文賞など, 数々の論文賞を受賞している。
研究領域が学際的であることから,多くの学会において活動を続けた。応用物理学会からの推薦により2006年から2008年まで日本学術会議の連携会員を務めた。光と照明の国際標準機関である国際照明委員会(CIE)の活動が長く,数々の技術委員会において技術報告書をまとめた。その中でも,照明光源の演色性評価指数に関する技術委員会CIE TC1-90「色忠実度」の委員長を務め,新しいLED照明にも対応した評価指数を策定した。2009年にCIE Awardsを受賞している。色彩の分野では日本色彩学会の理事を長年務め,2015年には国際色彩学会(AIC)東京大会の実行委員長を務め,その成功に国内外から賞賛を得た。また,色彩分野の国際論文誌,Color Research and ApplicationのAssociate Editorを長年務めた。2019年に色彩学のノーベル賞とも言われているAIC Judd Awardを受賞した。最近では,2020に日本写真学会から東陽賞,2021年には日本色彩学会賞を受賞している。
16:20 ~ 16:50【演題】テレビ映像システムの規格と色再現
    栗田泰市郎先生プロフィール
<略歴>

  • 1980年 慶應義塾大学 大学院工学研究科 修士課程修了
  • 1980年 NHK入局。研修後、NHK長野放送局に赴任
  • 1982-2014年 NHK放送技術研究所にて、テレビ映像システム、映像ディスプレイの研究開発に従事。特に、液晶ディスプレイ等の動画表示画質の評価・改善の研究は、電子ディスプレイ界で世界的に注目される。
  • 2006-2009年 同研究所 材料・デバイス研究部長
  • 1993-2000年 電気通信大学 大学院情報システム学研究科 客員助教授を兼任
  • 2009-2012年(独)情報通信研究機構に出向。超臨場感映像システム研究室長
  • 2014年 ~ 現在(株)NHKテクノロジーズにて、8K医療応用、8K 120Hzシステムの開発・運用等に従事。

<受賞(主なもの)>

  • 2008年 映像情報メディア学会 業績賞
  • 2009年 東京都技術振興功労表彰
  • 2014年 Society for Information Display (SID) フェロー会員認定
  • 2022年 SID Otto Schade賞
16:50 ~ 17:00質疑応答
17:00終了